病院についてGuide to Hospital
基本方針
- 1. 一人ひとりを尊重し、満足度の高いサービスを提供します。
- 2. 急性期病院として質の高い、開かれた医療を提供します。
- 3. 多職種協働を推進し、幅広いリハビリテーションを提供します。
- 4. 地域連携を密にし、生きがいある暮らしを総合的に支援します。
- 5. 健康増進に寄与し、病気にならないための病院を目指します。
一人ひとりを尊重
患者さんの生活背景を踏まえ、「大切にしていること、想い、価値観」を尊重して、治療の提案や生活習慣に対する支援をするように心がけています。
満足度の高いサービス
患者サポート相談窓口を設置し、患者さんやご家族の方が、日々の医療・介護・福祉に関する「お困りごと」を気軽に相談できる体制を取っています。ここでの相談情報は毎週開催している「患者サポート委員会」において共有し、投書のあったご意見やご要望とともに対策や院内改善に活かしています。
また、当院では全国に先駆けてPX(患者さんの経験価値)推進室を立ち上げ、これまでの患者満足度調査ではわかりにくかった具体的な改善ポイントを明確化し、より良いサービス提供ができるように努めています。
急性期医療
特に専門外来、救急医療に力を注ぎ、急性期医療の充実を目指したスピーディーでレベルの高い医療をお届けします。全18科の診療体制で、地域のさまざまな医療ニードにしっかりとお応えいたします。施設基準については、ホームページでご確認いただけます。
質の高い、開かれた医療
医療の質向上に努め、全国規模の臨床指標プロジェクト(QIP)に参加し、結果を踏まえてカイゼンをはかっています。多職種が可視化したデータをもとに漏れがなく効果的な診療を行う「疾病管理MAP」を糖尿病の重症化予防、骨粗鬆症診療など多職種協働のチーム医療を推進しています。心不全診療においては病棟と外来の連携を強化し、退院後の療養相談が行える看護相談外来を実施しています。
地域の公民館での出前講座、院内での生活習慣病教室(心臓病、糖尿病)、夏季休暇に子供たちとその保護者を対象にして医療に触れる機会を創出するキッズメディカルチャレンジなどを開催しています。診療実績、医療の質指標(QIP)はホームページにて公開しています。
多職種協働
外来、入院を問わずさまざまな職種が協働してよりよい医療が提供できるよう努めています。入院では各病棟に対して医師、看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士、医療事務などの多職種での担当制を敷いています。各職種がそれぞれの高みを目指して専門資格取得に努めています。
リハビリテーション
回復期リハ病棟では、脳血管疾患や大腿骨頸部骨折等の患者さんに対して、寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハ計画を多職種が協働で作成し、これに基づくアプローチを集中的に行っています。
地域連携と在宅生活支援
急性期から回復期、生活期に至るまで幅広い領域のサービスをいたします。地域の医療・介護機関と脳卒中地域連携パス、いしかわ診療情報共有ネットワークなどを用いて密接に連携し、治療時期にあわせた対応を行います。必要に応じてかかりつけの医療機関へのご紹介、在宅介護サービス支援など総合的にお手伝いいたします。
疾病予防と健康増進
隣接する健康増進とも連携し、健康増進や生活習慣病予防、再発予防の拠点として「病気にならないための病院」を目指します。病院食レシピはホームページにて公開しています。病気の治療はもとより、地域の皆さんの元気な生活のお手伝いをさせていただきます。